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「もっと自由に、もっと自由に」(老子の教えより)

2010.01.19

結局人生は何に向って歩み続けるのかといえば、それは「絶対自由の境地」だ。と老子はいうのだよ。俗にいう「富豪になる」や「出世する」社会的に高いポジションに登りつめることを否定してはいない。それが望みなら、それは結構。それはそれで良いのだが、そうなった反面、失うものも多くなりやしないか。これが心配なんだよ。
人もうらやむ大金持にはなったが、金というものは難しいもので、例えば金をどう使うかが実に難しい。金は得るより、使う方が厄介だといわれている。下手に使うと人間の心を傷つけたりする。一生の親友を失ったりするんだよ。俗にいう「偉くなる」の方も、何処へ行っても顔を知られているもんだから、不自由きわまりない。コソコソと、悪いことをしてもいないのに、暮さなきゃならんというバカ気たことになる。
またそもそも大金持になる、偉くなるとは究極の目標ではないことに気付き、なったらなったでさてこの後どうするかなどと悩むことになる。
人生がダッチロールになって、不安定な結末になったりする。
だいたいそうしたことになる為には少々人間性も犠牲にして行うことになるから、トラブル続きとなり、気苦労が絶えない。
病は気からというから健康も害してしまう。心を傷つけてまでして得なきゃいけないものなのか、と考えてしまうんだよ。
そこへ行くと、「絶対自由の境地」という目標は、毎日楽しいし、何しろ健康になる。有難いことだよ。
自分を鍛錬して、悩みや苦しさから自分を解放してやることが、より良い人生の目標といえるんだね。
ここ2、3年の注意事項

2010.01.15

中国古典五経の一つ「易経」は、一見難解で取り付き難いが、ごくごく簡潔にいえば、この宇宙の仕組みを解き明かし示しているものである。複雑多岐に渡る構造から成り立っている宇宙が、理路整然と運行され、何の混乱も生じていないのには、一定の法則があるからである。我々人間も、いってみればこの宇宙の中に住む一員であるのだから、この法則の範囲外にあるものではない。ということは、円滑に自己の運行、これを人生というが、これを行う為には何といっても易経の説くこの法則をマスターすることが必要となる。マスターすれば、「予測」「予知」が可能になるから備えることが出来る。対処することが出来る。更に避けることさえ出来るのである。したがって孔子も「論語」で「五十にして以て易を学ばしめば、以て大過無かるべし」と言っている。
前置きはともかくとして、その「易経」から見たここ2、3年の注意事項を挙げておこう。

2009年節分から2010年節分まで(主に2009年) 
革命的変化の年で、この年で自己変革を行っておかないと3年後生き残れない。

2010年節分から2011年節分まで(主に2010年)
前年の自己変革が価値になる年。自己の価値化を行うべき年。

2011年節分から2012年節分まで(主に2011年)
自己の価値化に続き、実力を発揮する年。つまり実力が無いと何も出来ない。
したがって殺傷事件が多くなる可能性がある。

2012年節分から2013年節分まで(主に2012年)
 新(21世紀人間)と旧(20世紀人間)とを区分される年。
 したがって新旧格差の年を生き残る為にも2009年、2010年に新時代人間に脱皮しておくことが肝要!!
「今年の要点は何か」

2010.01.05

明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて本年の経営における要点を申し上げます。
一言すれば、
「価値化すること」
これが今年のキーワードです。
今年はこれまで数年間に渡り要求されて来た自社全般についての変革の結果を出す年であります。したがって変革といういわば社内で行っていた準備の作業から、そこで成り立った新しい自社の各々の機能、商品、サービス等を、価値として示す年であります。
具体的にいえば、顧客にとっては「より買い易く、より使い易く」し、「それにより得られる利得(カスタマー・プロフィット)も明確に知ってもらえるようにすること」なのです。
顧客は常に自社や自分の向上を願っているわけで、それを円滑に行える、効果的に行えるものやことについては、大きな関心があるものです。
したがって、顧客自身の価値の向上に資するということが何よりも価値であることを、改めて自覚し、自社の在り方を「価値化」の体制にすることが重要です。
価値化の体制とは、例えば生産においても、生産効率の向上をトコトン追求し、その結果コストダウンを計る為に、例えばセル方式等を行うわけですが、そうした作業を行っていると、どうしても社内向けの思考になってしまい、そこには顧客の利得という視点が欠けがちになってしまいます。
これでは例えコストダウンが計られても、顧客にとっての魅力を欠いた結果になってしまい、かえって商品力を弱め、何の為のコストダウンかわからなくなります。
顧客から遠いポジションにいる生産、工場の人々こそ、より強く顧客を意識し、「顧客にとってのより魅力的な商品とは何か」を追求することをもって生産効率性を高めて行くことを忘れてはなりません。
では顧客から近い例えば営業部門、売場部門などはどうでしょう。
ここでは近いということが反対に油断に結び付いてしまうことを懸念すべきです。
全社で顧客に近いということで、誰よりも顧客を知っているという自惚れを持ってしまうものです。案外マンネリに陥り、知っているようで知らない営業マンが多いものです。もう一度自分を真白にして既成概念を排して、もう一度改めて顧客を見詰め直してみようと思って下さい。新しい発見があることでしょう。
以上の様に「全社的に新しい顧客の実体を知る」ことが重要です。
その立場に立って、各部門、各機能で、「価値化」を徹底追求してみることです。
今年はこの様に「貴社の価値(コーポレイト・ヴァリュ)を高める」のに最適な年です。
是非以上を実践実行して戴くことをお願い致します。