田口佳史ニュースレター

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いよいよ「御購読者募集」を開始します! 「人新世(じんしんせい)」の時代に ―「東洋思想」からの提言

2021年2月25日

いよいよ「御購読者募集」を開始します!  
「人新世(じんしんせい)」の時代に ―「東洋思想」からの提言

3月よりニュースレター(日本語・英語・中国語)を発信します!
 

「人新世」気候変動に関する各種データを読み込んで、真っ先に感じるのは、その多くが「産業革命」以降に悪化の数値が飛躍的に増加していることだ。
これは明らかに「近代西洋思想」がその淵源であることを表しているのではないか。
ではその近代西洋思想のどの様な考え方がいま是正されるべきものとして指摘すべきことなのか。
近代西洋思想を代表する言葉を一つ上げろといわれれば、近世哲学の祖といわれるデカルト(Rene Descartes)が「方法序説」(Discours de la methode)で述べた「われ思う、ゆえにわれあり」(Cogito ergo sum)であろう。
あらゆることすべてを懐疑し否定すると、否定されないものが残る。
それが考えている自分、考えている自分の存在は疑えない」というのである。
ここから近代社会が出発したといっても良いだろう。
しかし、東洋思想からいえば、重大な問題を指摘せざるをえない。
自分、すなわち私を唯一確証できるものとすることは、自分以外の存在と区分し分離してしまうことになる。
つまり「自他分離」の考え方が生まれてしまうのではないか。
自分と他の存在と分離して考えることは、いい換えれば、自分を主、他を客と考えることになり、「主客分離」の価値観が生まれてしまうことになる。
それは、自分第一、自分優先となり、他は単なる自分を支える存在と見るようになる。
そうなれば、自分以外の生きとし生きるものを尊重するなどの考え方は薄くなり、やがて自分の生存の為には犠牲になってもしょうがないものと思うようになる。
今日、地球温暖化を始めとする地球環境の破壊的行為の原点には、自分の利益の為、自分の欲望を満足させる為には、それにより破壊される自然環境や他の生物の絶滅などは考慮する必要がないという態度や行為が見られる。
この自分第一、自分優先の考え方の原点には、自分が主で他は自分を支えるもの客であるという「主客分離」の考え方があり、そのまた大元(おおもと)には「自他分離」の思想があるのではないだろうか。
東洋思想は「自他非分離」の思想であり、他者が存在しているから自分が存在することが可能なのだ。
他者を斬り捨ててしまえば、やがて自分も存在できなくなると考える。
更に「主客非分離」であるから、この世の生きとし生ける者は、どれ一つ欠けても全体が成り立たなくなると考える。
仏教でいえば、阿弥陀如来の前では、万人万物平等であるとする。
そして「草木国土悉皆成仏」として、自然の草木は勿論、山や川、森や海も皆生きものなのだという考え方をしているのだ。
生きものということは生命(いのち)を持っているということだ。
そこには多くの生物との共生、多くの自然との共存の考え方があり、だからこそ我々人間は生を保つことができていると考える。
以上少々触れただけでも、東洋思想には、直面する地球や自然の危機を回避し、解消に向かわせる知慧が溢れている。
直面する地球や自然の危機の為に何が不可欠なのだろうか。
私は地球上の多くの人々の価値観と暮し方(ライフスタイル)の変更が決め手と考える。
そしてその為には、考え方、思想哲学を変えなければならないと主張している。
その為にこそ東洋思想を役立ててもらいたいと思い、ニュースレターを配信するものである。

 

田口 佳史

 

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田口は、バンコク市郊外の農村で水牛2頭に襲われ生死を彷徨う中、老荘思想と運命的に出会いました。
帰国後は、「老子」や「荘子」に心酔し、やがて関心は四書五経など中国古典思想全般へと広がって行きました。

あれから50余年。
今ここに人生の集大成、まさに「天命」を果たそうと歩みはじめます。
そう、「地球の危機、人間の危機」に人類の知的資源といえる「東洋思想」 をもってその緩和・回避の一助を提供しようと立ち上がったのです。

 

「積水成淵」
これから配信して行きますニュースレターは小さな初めの一歩かもしれませんが、多くの方々にご理解・ご賛同・ご協力頂きながら、近い将来には皆で力を合わせそれらの危機を回避し得るような大きなうねりとなることを切に願っております。

 
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◆ 掲載内容 / 「人新世」の時代に – 「東洋思想」からの提言
          冒頭の田口からのメッセージなどをご参照ください。

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